
「核家族」が日本の家族の形態の中心であることは長い間変わっていません。
大家族に比較して、転居や住居の改造など居住に関するフレキシビリティーが高く、親類間のプライバシーが維持しやすいですが、多人数で同居する大家族と比べて、親子三世代による家事労働や育児、家内労働の分担がしづらくなっています。
子沢山な家庭を指す大家族をドキュメント形式で継続的に取り上げるテレビ番組がいちジャンルとして成立するくらい大家族という意味としては浸透しています。
大家族に憧れる家族が増えているわけではないですが、擬似同居家族という新しいスタイルが最近増え始めているようです。
具体的には、お互いが近くに住むことによって親世帯は健康面・犯罪などの社会不安・精神的な孤独など生活不安を解消するだけでなく、孫とのかかわりや子世帯と一緒に旅行に出かけるといった精神的な充足感につながります。
子世帯にとっても共働きの夫婦では、子供の面倒を両親に見てもらうことで安心して働くことができますし、子育てから開放され、自分たちの時間が作れるのも魅力かもしれません。
今までは2世帯住宅というのが多かったかもしれませんが親世帯も子世帯もそれぞれ気を使ったりいろいろと問題があるようです。
それならお互いが困った時に助け合える距離に住めばいいという考え方が増えてきたのかもしれません。